Breakfast Fish
OVERVIEW
「いらっしゃい、いらっしゃい!」と威勢のいい掛け声。何十キロもありそうな大きなマグロが運ばれてきたかと思うと、大きな包丁を使って解体が始まります。「塩釜水産物仲卸市場」には、4,950㎡の売り場の中に約100もの専門店が軒をそろえ、塩釜港で水揚げされた新鮮な魚介類をはじめ、加工品を売っています。最近の人気は、市場で買った魚介でオリジナルの海鮮丼を作れる「マイ海鮮丼コーナー」。ごはんと味噌汁だけを購入し、各店で販売している魚を刺身にしてもらったものも、好きなだけのせて味わいます。
TIPS
買った魚を炭火で焼いて食べられる炭火コーナーも。朝ごはんにぜひ!
DETAIL
場所 塩竈市新浜町一丁目20番74号
時間
(月~金曜日)3:00~13:00
(土曜日)3:00~14:00
(日曜・祝祭日)6:00~14:00
休業日 毎週水曜、臨時休業日、お盆休日、正月休み
連絡先 022-362-5518
駐車場 有
期間 通年
Reccommend
Local Tours
地元ガイドによる案内で、ローカルエリアの「日常」に隠された
魅力的な日本を発見・体験するたくさんのツアーをご用意しております。
塩竈市
春には国の天然記念物に指定されている志波彦神社・鹽竈神社の鹽竈ザクラが花開き、夏には100隻を超える船を従えて極彩色の御座船が湾を渡ります。秋は紅葉、冬には日本トップクラスの生マグロ水揚げ量を誇る塩竈市では、「三陸塩竈ひがしもの」をはじめとする豊富な海の幸を味わうことができます。塩竈市は、一年中楽しめる海の町です。
Key Person
門前町文化とす豊かな食文化が融合した港町です!
(株)シーフーズあかま/赤間 俊介 さん
塩竈市は、陸奥国一宮「鹽竈神社」の歴史ある門前町文化と、「塩釜水産物仲卸市場」に水揚げされる海産物がもたらす豊かな食文化が融合した港町。秋から冬にかけてのメバチマグロ「三陸塩竈ひがしもの」が有名で、「浦霞」、「阿部勘」といった地酒も全国に多くのファンを持ちます。「塩竈」の地名は製塩用の竈(かまど)を意味し、古くから製塩が盛んだったことに由来します。私の会社でも松島湾釜ノ渕の海水と湾内の海藻アカモクを併せ、海藻の成分を含む「藻塩」を造っています。今年から地域通貨とキャッシュレスの融合を目指した地域電子通貨「竈コイン」がスタートしました。塩竈市内の加盟店で決済可能なので、ぜひ利用してください。
Specialty Products
塩竈市には、豊富な海の幸をはじめ、歴史ある酒蔵の日本酒、市の名前の由来ともなった塩(藻塩)など、伝統的な特産品が数多くあります。松島湾に浮かぶ浦戸諸島では牡蠣や海苔の養殖も盛んで、島の民宿では四季折々の海の幸と島ならではの郷土料理を味わうこともできます。塩竈市に来たら是非浦戸諸島に泊まり、湾の景色と美味しい食事を堪能してください。
Natural Environment
松島湾の南西に位置する塩釜湾は平安時代から和歌に詠まれた場所で、千賀ノ浦と呼ばれていました。松尾芭蕉もこの地を訪れ、松島に向け船を出したと言われています。塩釜湾から船に乗ると、桂島、野々島、寒風沢島、朴島などからなる浦戸諸島が見えてきます。手付かずの自然が残る浦戸諸島では、椿のトンネルや菜の花畑など、四季の花々が楽しめます。
Historical Person
津太夫と左平
津太夫:1744 - 1814
左平:1762 - 1829
浦戸諸島・寒風沢島の船乗りで、石巻から江戸へ船で向かう途中に遭難。佐平、儀兵衛、太十郎らとともに鎖国時に世界一周した。
長南和泉守
1580 - 1654
安房国(現在の千葉県)出身。1615年頃寒風沢島に渡り、現在の寒風沢港の礎を築いたと言われている。
菊地 雄治
1838 - 1900
明治初めの戸長(今の市長)。1885年、明治維新後に停滞していた塩竈の港や水路を整備。
Area Access
仙台駅から
30min
【在来線】 仙台駅からJR仙石線で本塩釜駅まで約30分
松島町から
50min
【遊覧船】 松島町から松島島巡り観光船などで約50分