Black Food
OVERVIEW
寿司やおにぎりなどに使われる「海苔」。一見、単に海藻を乾燥させただけに見えますが、実は地域によって味わいに違いがあります。なかでも、東松島の海苔は天皇家に献上されるほどの良品。浜や生産者によって味がわいが違い、食べ比べてみるとその違いをはっきりと感じることができます。焼きのりはもちろん、佃煮やドレッシング、ソーセージなど、最近ではさまざまな商品が見られるようになりました。なかでも、のりうどんは、特産の海苔をふんだんに練り込んだ東松島名物。市内いくつかの店で味わえ、店舗ごとに創作メニューを展開しています。
TIPS
乾麺と専用のつゆを販売しています。おみやげに是非!
DETAIL
Reccommend
Local Tours
地元ガイドによる案内で、ローカルエリアの「日常」に隠された
魅力的な日本を発見・体験するたくさんのツアーをご用意しております。
東松島市
東松島市には、松島湾最大の島、宮戸島があります。もし初めてここを訪れたなら、島の中心にある、四大観・大高森に登ってみてください。頂上から眺める海と空の青、その空を一直線に駆け抜けるブルーインパルス。思わず見とれてしまう、美しい青の景色に出会えるはずです。
Key Person
皇室献上の海苔とブルーインパルスのホームタウンです!
(株)ちゃんこ萩乃井/大森 宣勝 さん
東松島市はSDGs(国連・持続可能な開発目標)のモデル都市です。また野蒜地区は、JICAを通じ、同じ津波被災都市であるインドネシア・バンダアチェと継続的な相互交流をしています。2020年東京オリンピックではデンマークの「復興『ありがとう』ホストタウン」にも認定されました。矢本地区は航空自衛隊松島基地を拠点とするブルーインパルスのホームとして知られ、航空祭や練習日は全国から航空ファンが訪れます。また奥松島エリアでは、「宮城オルレ奥松島コース」として韓国発祥のトレッキングが楽しめ、夏には宮戸月浜海水浴場が開設されます。震災後、私が開発した「東松島のりうどん」が好評なので、ぜひ食べにいらしてください。
Specialty Products
奥羽山脈から流れ出る豊富なミネラルや様々な栄養素を含んだ淡水と海水が混じり合う場所、それが東松島市の海です。そんな、海産物にとって最高の条件がそろったこの海からは、新鮮で豊富な魚、肉厚でしっかりとした香りの一級品の海苔、そして豊富なミネラルがぎゅっと詰まった濃厚な牡蠣など、多くの海産物が味わえます。
Natural Environment
宮戸島には、東松島市の自然の魅力がいっぱいです。大高森からは、朝には輝く島々、夕暮れには黄金に染まる松島湾が見え、海辺には縄文の風景が今もなお残ります。船で島を巡れば、複雑な海岸線と様々な奇岩を楽しむこともできます。海辺の宿に一泊し、自然の中のゆっくりとした時間を楽しんでください。
Historical Person
太十郎
1771 - 1806
日本人として初めて世界一周をした1人。1793年、江戸に向け石巻港を出た船が嵐に遭遇し漂流。ロシア、バルト海、ハワイを経て1804年に長崎へ帰着。
儀兵衛
1762 - 1806
太十郎とともに、日本人として初めて世界一周をした1人。太十郎と同じく、陸奥国桃生郡深谷室浜(現・東松島市室浜)生まれ。
Area Access
仙台駅から
60min
【在来線】 仙台駅からJR仙石線で野蒜駅まで約60分