Ocean Hall
OVERVIEW
この施設で特筆すべきはコンサートホール。マリンブールの座席に座って顔を上げると、舞台後方の大きなガラスの向こうに海が広がっています。日本で唯一の「海の見えるホール」です。
七ヶ浜は明治時代、外国人避暑地として開かれ、さまざまな国の人が訪れていました。今も別荘を持つ海外の方が訪れています。「七ヶ浜国際村」は、そのような国際交流の歴史を背景に、文化の拠点として生まれました。「海の見えるホール」のほかにも「水に浮かぶ野外劇場」や、池を眺めながらロマンチックに過ごせるカフェなどがあります。
TIPS
七ヶ浜町の姉妹都市・アメリカ合衆国プリマスにある建物を復元した「プリマスハウス」もあります。入植時代さながらのレトロな雰囲気。
DETAIL
場所 七ヶ浜町花渕浜字大山1-1
時間
10:10〜17:00
(レストラン)11:00〜19:30
休業日
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月28日〜1月4日)
連絡先 022-357-5931
駐車場 250台
期間 通年
Reccommend
Local Tours
地元ガイドによる案内で、ローカルエリアの「日常」に隠された
魅力的な日本を発見・体験するたくさんのツアーをご用意しております。
七ヶ浜町
七ヶ浜町は、南は太平洋、北と東は松島湾と三方を海に囲まれ、松島湾を抱えるように突き出た半島には「七ヶ浜」の名前の由来でもある七つの浜があります。縄文時代から海と共に生きてきた町で、東北一の規模を誇る大木囲貝塚を始め、50を超える貝塚や遺跡が見つかっています。豊富な海の幸と美しい景観のある、東北一小さな町です。
Key Person
七ヶ浜のビーチからカルチャーを発信します!
Art Café Bar SEA SAW/久保田 靖朗 さん
七ヶ浜町は人口約18,000人。東北で一番小さな面積の町です。サーフィンやヨットなどマリンレジャーが盛んな町としても知られ、明治21年に東北初の海水浴場として開設された「菖蒲田浜海水浴場」には、毎年多くの海水浴客が訪れます。その同時期に日本三大外国人避暑地の1つと呼ばれる「高山外国人避暑地」が開かれ、西洋野菜の栽培も始まりました。避暑地に隣接する高台には「七ヶ浜国際村」があり、様々な国際交流の場として利用されています。私が代表を務めるカフェ「SEA SAW」では、ワタリガニや海苔など七ヶ浜特産の食材を使用したメニューを提供。夏には「セブンビーチフェスティバル」という野外イベントも開催しています。
Specialty Products
町の沿岸に多くある岩礁は、高級魚やアワビ、ウニの生息地であり、県内でも有数の漁業の町として発展してきました。現在では特に海苔の養殖が盛んで、アワビやウニの他、カレイやアナゴ、シャコエビ、ボッケなど、たくさんの種類の海の幸が獲れます。
Natural Environment
三方を海に囲まれた半島は、起伏の変化に富んだ地形をしています。いたるところに高台や岬、断崖があり、長い砂浜と複雑な入り江は、朝に夕に美しい景観を見せ、訪れる人々を魅了します。なかでも、四大観のひとつ、多聞山から見る松島湾の島々は、まさに「美観(びかん)」という言葉がふさわしい眺めです。
Area Access
仙台駅から
60min
【在来線&バス】 仙台駅からJR仙石線で本塩釜駅へ、本塩釜駅バス停から「七ヶ浜町民バスぐるりんこ」で七ヶ浜国際村などまで約60分
仙台市から
40min
【レンタカー】 仙台市からレンタカーで約40分