Kayabuki House
OVERVIEW
どこかずんぐりした茅葺の屋根の建物は、昔、名取一帯に見られた代表的な民家。18世紀後半に建てられた大型農家と推定されている建物で、国の有形文化財に指定されています。
台所や農具置き場として使用されていた土間には「うしもち柱」「ほいと柱」「よめかくし柱」と呼ばれる立派な柱が立っている造りは、この地方独特の建築方式です。
DETAIL
場所 名取市手倉田字山216-93
時間 10:00~15:30
休業日 月・水・金(11月中旬~4月中旬は全休)
連絡先 (名取市教育部)022-384-2111
駐車場 8台
期間 4月中旬~11月中旬
Reccommend
Local Tours
地元ガイドによる案内で、ローカルエリアの「日常」に隠された
魅力的な日本を発見・体験するたくさんのツアーをご用意しております。
名取市
名取市は、北に名取川、東に太平洋、南には仙台空港があり、名取川の河口には江戸時代から栄える閖上港があります。東北地方最大の前方後円墳「雷神山古墳」や平安時代から続く名取熊野三社など、歴史的な資源も数多くあり、漁港として、また東北への玄関口として、食に、歴史に、様々な楽しさと出会えるエリアです。
Key Person
町並みは変わっても、人も食も元気いっぱいです!
有限会社アール仙台・柳屋/柳沼 宏昌 さん
名取市は、「東洋経済」の住みよさランキング「北海道・東北」にて2011年から4年連続で1位に選ばれ、自然・歴史・近代が融合した魅力ある街です。私が店舗を構える「ゆりあげ港朝市」を訪れる観光客は年々増加傾向にあり、地域の中で顔と顔が見える関係が震災後も継続しています。今後は、海沿いの整備道「みちのく潮風トレイル」がサイクリングやトレイルに開放される予定です。閖上地区には震災遺構がほとんど残りませんが、この道が岩沼市から続く道路と繋がることで、沿岸エリアの被災や復興の状況が見比べられる震災観光に繋がるのではないかと期待しています。「名取熊野三社」などの歴史遺産もインバウンドに活用していきたいです。
Specialty Products
閖上港の自慢は、何と言っても日本一と称される赤貝。築地にも運ばれ、全国的にも高い評価を得ています。また、近年ますます注目されているのが、セリやミョウガタケといった伝統野菜。特に、白い根っこまで食べる「セリ鍋」は宮城県が誇る郷土料理のひとつとなり、このためだけに、冬に宮城県を訪れる人もいるほどです。
Natural Environment
様々な動植物の中でウォーキングが楽しめる五社山、江戸時代に伊達政宗が取り寄せたと言われるクロマツ並木、あんどん松など、名取市は豊かな自然に囲まれたエリアです。1940年から続くカーネンションの栽培は東北一の生産量を誇り、温室では一年中様々なカーネーションが咲き乱れます。
Area Access
仙台駅から
15min
【在来線】 仙台駅からJR東北本線、仙台空港アクセス線などで名取駅まで約15分
仙台空港から
20min
【在来線】 仙台空港から仙台空港アクセス線で約20分